ロンドン・インターナショナル・アワーズ
2024年度の日本人審査員を発表

2024年6月5日

ラスヴェガスで行われるロンドン・インターナショナル・アワーズ(London International Awards)の審査は2024年9月29日に始まり、10月7日に終了します。

本年度は日本を代表して3名のトップクリエイティブがラスヴェガスのEncore @ Wynnで開かれる39回目の審査会に参加します。

佐々木康晴氏( 株式会社 電通 グループ グローバル・チーフ・クリエーティブ・オフィサー)はエヴォリューション部門とデータのクリエイティブな利用部門の審査委員長として審査員を率いることとなります。長谷部守彦氏(株式会社 博報堂 エクゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)はノン・トラディショナル部門を、各所から高い評価を受けているプロデューサーの芥川尚子氏は制作&ポストプロダクション及びミュージックビデオ部門の審査員を行います。

佐々木康晴氏のコメントです。「データにアイデアの力が吹き込まれれば、イノベーションが起こりやすくなります。創造性が限界を超えるほど、進化は起こりやすくなります。エヴォリューション部門とデータのクリエイティブな活用部門の審査員を務めることを大変光栄に思います。世界を変革するアイデアとの出会いを楽しみにしています」

東京の巨大なハイテク3Dビルボードから地方の広告まで、すべては日本のマインドとソウルを映し出しています。販売をするだけではなく、人々をつなぎ、印象を残す多くの作品が驚くべき方法で注目を集めています。日本の広告はグローバルオーディエンスにとって特筆すべき個性と魅力を持っているため、常に注目すべきものです。

LIAのバーバラ・リーヴィはこのように言っています。「今年は3人の優れた日本人クリエーターが審査員として参加してくれることを大変嬉しく思います。彼らは古い伝統と斬新なアイデアを融合させる術を知っているので、日本の作品を見ることをいつも楽しみにしています。日本のクリエイティブな仕事は、まさに芸術です。2023年に電通がデザイン部門でグランプリを受賞したのも不思議ではありません。その作品のすべての要素が巧みに作り込まれていたのです。私たちは、日本からの新鮮で革新的な作品を期待しているだけでなく、日本の審査員の皆様が会場に新鮮な視点をもたらしてくれることも分かっています」

日本からの審査員について

佐々木康晴氏

芥川尚子氏

長谷部守彦氏

審査はすべてEncore @ Wynn Las Vegas内で行われます。審査員は、それぞれの部門のすべての作品を見ることが義務付けられています。このメンバーがゴールド、シルバー、ブロンズ像の受賞者とファイナリストを決定し、また各審査員の裁量で、グランドLIAも決定します。

オフサイトでの事前審査がないため、すべての審査員が最初から最後まで関わり、全員が公表されるまで最終結果を口外しないこととしています。

LIAはWARC Creative 100に含まれた五つのグローバルショーのなかのひとつです。
審査員、カテゴリ、要項に関してはウェブサイトをご覧ください。
https://www.liatokyo.com/
https://www.liaawards.com

Yasuharu Sasaki

Shoko Akutagawa

Morihiko Hasebe

報道関係者様

ロンドン・インターナショナル・アワーズ(LIA)は1986年にプレジデントのバーバラ・リーヴィによって設立されたクリエイティブアワードです。バーバラは複数のメディアタイプを表彰する国際アワードショーを立ち上げ、運営した最初の女性です。39年後の現在、LIAは女性により創立され、女性のみのフルタイムスタッフに支えられた唯一の国際アワードという特徴を持ち続けています。

そしてもちろんクリエイティブなアイディアを持ち、実践をしています。私たちはどのメディアにおいても、毎年最も優れたクリエイティブワークを選出することに誇りを持っています。広告、デザイン、パッケージデザイン、データ、テクノロジー、クラフト、ヘルス、医薬品、音楽、PR、イノベーション、BtoBなどがその一部です。

そのため、毎年LIAは業界のクリエイティブやクライアント側両方のリーダーとトレンドセッターを招き、もっとも著名な人材を10日間に渡って集めています。何千ものエントリーを経て、メダルに到達するまでには、DEIスタンダードに留まらず、様々な地域や企業、ネットワーク、持ち株会社、インティペンデントな会社やクライアントまで、多様なコミュニティの最も優れた審査員が必要です。

審査委員長を含め、多様なグローバル審査パネルのメンバーは自らが協働したプロジェクトや所属する会社からエントリーされた作品以外、全てのエントリーを審査します。LIAの審査プロセスは最初の段階からアワードの議論まで、審査を会場で行うことが求められています。
エントリー数を狭めるための事前審査はありません。

LIAによるCreative LIAisons

LIAは質が高いことで人気のCreative LIAisonsと呼ばれる教育プログラムを2012年にスタートさせました。これは私たちを支えてくれる業界に恩返しをするという意味でもあります。私たちのミッションは新しい才能を開発、教育し、インスピレーションを与えること、それがCreative LIAisonsイニシアチブの目的です。2012年にこのようなヴィジョンのもとに始まったものが、Creative LIAisons グローバル・コーチング・アカデミーとして結実することとなりました。この画期的なトレーニングアカデミーが現在活躍する才能や次世代の才能の強力な踏み台になっています。オンサイトとバーチャルプログラムによって構成され、毎年約300名がCreative LIAisonsを受講しています。

Press TOP