39年目となったロンドン・インターナショナル・アワード(LIA)は2024年の審査委員長を発表します。LIAは業界のなかでもトップクラスの人材をラスベガスに集め、2024年9月29日から10月7日まで審査会を行います。
この審査会ではそれぞれの審査委員長のもとで、包括的な業界のクオリティーを精査するため、審査員が一丸となって2024年のクリエイティブな指標を設けます。
LIAのプレジデントのバーバラ・レヴィのコメントです。
「LIAの審査員の面々が審査員室で行っているのは真剣なビジネスです。そのため審査委員長を選出するにも何週間もかけています。審査員長を見れば多彩な才能ある人々が集まっているのが明らかでしょう。それぞれがこの業界をより高いレベルに引き上げ続けている人々であり、仲間の中でも大いにリスペクトされています。人並みであることは彼らのボキャブラリーやポートフォリオのなかには入っていません。素晴らしいストーリーテリングを知り、説得とごまかしの違いがわかっています。結果として2024年の作品群を活性化し、業界にインスピレーションを与えることになるのです」
LIA会長であるテリー・サヴェッジは加えます。
「どの審査員のリーダーシップも結果を出すために重要です。作品をだけではなく、グローバル・アワードショーに相応しい文化的なニュアンスを理解しているという意味で、LIAは素晴らしい審査委員長を揃えていることで知られています」
約200名の審査員メンバーが世界中からラスベガスに集まります。すべての審査ラウンドは会場となるEncore @ Wynn Hotel.で行われます。どの審査員もそれぞれのカテゴリーのなかの全ての作品を見ることになっています。審査員パネルは金賞、銀賞、ブロンズ賞の受賞者とファイナリスト、そしてグランドLIA賞を決める裁量を持っています。
オフサイトのプレ審査はありません。すべての審査員は最初から最後まで関わります。そのため誰もが公開前の最終結果についての秘密を厳守しています。
LIAはWARC Creativity 100ランキングに含まれている五つのアワードショーのひとつです。
全ての審査員のリストを含めたその他の情報についてはこちらまで。https://www.liaawards.com
ロンドン・インターナショナル・アワード(LIA)は1986年にプレジデントのバーバラ・レヴィによって設立されたクリエイティブアワードです。バーバラは複数のメディアを讃える国際アワードショーを立ち上げ、運営した最初の女性でした。39年後、LIAは女性により創立し、女性のみのフルタイムスタッフに支えられた唯一の国際アワードという特徴を持ち続けています。
LIAはクリエイティブプロセスの支持者であると同時に自らもクリエイティブでもあります。そしてもちろんクリエイティブなアイディアを持ち、実践をしています。私たちはどんなメディアにおいても、毎年最も優れたクリエイティブワークを選出することに誇りを持っています。広告、デザイン、パッケージデザイン、データ、テクノロジー、クラフト、ヘルス、医薬品、音楽、PR、イノベーション、企業間などがその一部です。
そのため、毎年LIAは業界のクリエイティブやクライアント側両方のリーダーとトレンドセッターを招き、もっとも著名な人材を10日間に渡って集めています。何千ものエントリーを経て、メダルに到達するまで、多様なコミュニティの最も優れた審査員が必要です。DEIスタンダードではなく、様々な地域や企業、ネットワーク、持ち株会社、インティペンデントな会社やクライアントまで、真の表現が必要です。
審査委員長を含め、多様なグローバル審査パネルのメンバーは自らが協働したプロジェクトや所属する会社からエントリーされた作品以外は、どのエントリーも審査します。LIAの審査プロセスは最初の段階からアワードの議論まで、審査を会場で行うことが求められています。
LIAは質が高いことで人気のCreative LIAisonsと呼ばれる教育プログラムを2012年に作りました。これは私たちのことを支えてくれる業界に恩返しをするという意味でもあります。私たちのミッションは新しい才能を発展させ、教育し、インスピレーションを与えるということです。それがCreative LIAisonsのイニシアチブの動機です。2012年にこのようなヴィジョンのもとはじまったものがCreative LIAisons グローバル・コーチング・アカデミーとして結実することとなりました。この画期的なトレーニングアカデミーが現在活躍する才能や次世代の才能の強力な踏み台になりました。オンサイトとバーチャルプログラムによって構成され、毎年約300名がCreative LIAisonsを受講しています。